| 2006年9月21日の中国外交部秦剛・報道官の定例記者会見 |
| 2006-09-26 |
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2006年9月21日の中国外交部秦剛・報道官の定例記者会見のうち、日本関係の一問一答は次の通り。 問 きのう夜、中国外交部は安倍晋三氏が自民党新総裁に選出されたことについて短いコメントを発表したが、さらなるコメントは。安倍氏の当選で、中国は新政権になにを期待し、求めるか。今週末に日本で中日戦略対話が行われるが、その間に戴秉国氏が安倍氏と会談する予定はあるか。 答 安倍晋三氏が自民党総裁に選出されたことについて、私はきのう夜、態度を表明した。われわれは自民党の新指導者が言行を一致させ、中日関係の改善、発展に確実に努力するよう希望する。つまり、われわれは日本が実際行動で、中日関係を重視するという約束を果たし、歴史問題で反省、謝罪し、中日関係の改善と発展の条件を整えるよう希望する。中国は今後も中日関係を非常に重視する。われわれは引き続き「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」精神に従い、日本との善隣友好協力関係を改善し、発展させることを願っている。 中日第6回戦略対話は今月23、24の両日、東京で行われる。中国外交部の戴秉国副部長と日本外務省の谷内正太郎事務次官が今回の対話を共同主宰する。中国は今回の対話を通じて、双方が中日関係など共に関心を寄せる問題について意見を交換することを希望している。対話期間中に戴秉国氏が安倍氏と会見する予定があるかどうか、現在、私は知らない。 問 戴秉国副部長が訪日するほか、中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長も日本を訪問するというが、中国はこの機会を利用して、日本側と今年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)期間中の中日首脳会談について話し合うか。きのう、中国外交部の報道官は安倍氏の当選についての談話の中で、「日本の新指導者に言行一致を希望する」と述べているが、この「言行一致」は具体的になにをさしているのか。最近、唐家セン(王+旋)国務委員が日本の新しい指導者は中日間の政治的障害を完全に排除しなければならないと述べたが、「政治的障害」の具体的内容については説明しなかった。具体的内容は日本の指導者が靖国神社参拝をやめるということなのか。歴史教科書や釣魚島などの問題も含まれるのか。 答 王家瑞部長の訪日については、共産党中央対外連絡部に尋ねることを提案する。当面の急務は中日関係の発展を阻害する政治的障害を排除し、双方の交流と協力に条件を整えることだ。 質問の「言行一致」の「言行」がなにをさすかについては、いま答えたので、一度振り返っていただきたい。 「政治的障害」については、日本側がよくわかっていることであり、国際社会もよくわかっているし、在席の皆さんもよくわかっていることだ。強調したいことは、中日間の歴史問題や台湾問題を正しく、適切に処理することが中日関係の政治的基礎であるということだ。 問 中日関係の問題について、あなたは日本が中日関係発展の障害を完全に排除しなければならないと述べたが、具体的になにを指しているのか。 答 中日関係が困難にぶつかっている原因は非常にはっきりしている。それは中日間で確立された「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」精神が確実に守られず、中日間の三つの政治文書が確実に順守されず、中日関係の政治的基礎が損なわれたことである。従って、現在の障害を排除しようと考えるなら、「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」精神に戻り、中日間の三つの政治文書で確立された原則に戻る必要がある。そうしてはじめて中日関係は正常な発展の軌道に戻ることができる。 問 安倍自民党新総裁が首相に就任し、靖国神社参拝を明言しなかったら、中国は日本との首脳会談を行うか。 答 中日関係の発展や靖国神社などの問題に対する中国の立場は明確で、一貫したものである。われわれの立場に変わりはない。皆さんは中日関係に関する問題について質問しているが、私は皆さんに対して、中国側が繰り返し説明している立場、政策、主張を真剣に読み、振り返ることを提案したい。実際のところ、答えはその中にある。 問 小泉首相は間もなく退任するが、中国はその任期中の対中政策をどう評価するか。中国は小泉首相の靖国神社参拝を一貫して批判しているが、外交政策に良いところはなかったのか。 答 小泉首相の執政の5年間の中日関係の変化はだれもが見てわかっていることだ。 問 安倍氏が新党首になり、あなたは中日関係の改善を楽観しているのか、悲観しているのか。 答 一言で言えば、その言葉を聞き、その行動を見る。 |