| 2007年3月8日の中国外交部秦剛・報道官の定例記者会見 |
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2007年3月8日の中国外交部秦剛・報道官の定例記者会見のうち、日本関係の一問一答は次の通り。 問 米下院外交委員会が「慰安婦」問題について、日本政府に明確な謝罪を求める決議を採択する可能性がある。しかし、日本側は1993年の「河野談話」で結論が出ているとして、同委の要求を拒否しているが、中国はどうみているか。自民党には「河野談話」は客観的事実に基づいておらず、調査する必要があると考えている議員が少なくないが、どのように受け止めるか。中国はこの問題について日本と共同研究する必要があると考えるか。温家宝首相が韓国、日本を訪問する際、この問題が話し合われるだろうか。 答 3月8日の国際婦人デーに女性の人権にかかわるこうした質問があったので、真剣に答えたい。 「慰安婦」の強制的募集は日本軍国主義による第二次世界大戦中の重大な犯罪行為の一つで、これは客観的事実であり、否定することは許されない。われわれは日本が勇気を出し、歴史、人民、未来に責任を負う態度で、国際社会からの正義の声に真剣にこたえ、過去から残されたこの問題を適切に解決するよう希望している。 この問題は隣国や国際社会における日本のイメージにかかわるものである。 歴史の共同研究は侵略の歴史と犯罪行為の定説を覆すためのものではない。この点ははっきさせておかなければならない。 中国は一貫して、歴史問題の適切な処理は中日関係の改善・発展の重要な基礎であると主張している。日本がこの問題を真剣かつ適切に処理するよう希望する。 問 次回6カ国協議の作業部会について、新しい情報はあるか。 答 この数日、米国での米朝協議を含め、メディアからつねに6カ国協議の進展状況について情報を得ている。私は双方が協議に前向きの姿勢を示していることに留意している。また朝日両国がハノイで交渉していることにも留意している。これに歓迎を表明する。われわれはこれらの協議は6カ国協議の共同声明を実行する初期段階の重要な措置であると考えており、関係国間の交渉でお互いの間の問題ができるだけ早く、適切に解決され、関係正常化の目標に向かって進めるよう希望している。その他いくつかの作業部会について、中国はいま他の数カ国と緊密に調整、協議しているが、これまでのところ具体的成果はない。しかし、安心して頂きたい。3月19日の第6回6カ国協議の開始までに必ず成果が出るだろう。 |