トップページ > 外交部報道官談話
中国外交部,朝鮮半島問題で各国に冷静・自制呼びかけ
2010/12/22

中国外交部の姜瑜・報道官は21日の定例記者会見で、現在の朝鮮半島情勢は依然として複雑かつ敏感なもので、われわれは関係各国が冷静さと自制を保ち、責任ある姿勢で、不幸な事件の再発を確実に防ぎ、半島の平和・安定を守るよう呼びかけており、これは関係各国の共通の利益にかなうと述べた。

また姜報道官は次のように述べた。中国は関係各国が積極的に互いに働きかけ、同じ方向を向いて進み、対話・協議プロセスを早期に再開し、6カ国協議の枠組みの下、各国が合意した「9・19」共同声明の精神に従い、各国の関心事をバランスをとって解決し、半島の非核化と長期安定を実現するため共に努力することを希望している。中国はそのために今後も建設的役割を果たしていく。

「銃砲・武力は朝鮮半島問題を解決する方法ではなく、対話・交渉こそ問題解決の正しい道であることを各国は認識すべきだ」、姜報道官はこう述べた。

国連安全保障理事会は19日、朝鮮半島情勢に関する緊急非公開協議を行った。安保理の全メンバーと朝鮮(北朝鮮)、韓国の代表がこれに出席し、それぞれの立場を述べた。

「協議で中国、米国、ロシアを含む安保理メンバーは半島の武力衝突の再発を避けるため努力した。これは前向きの意義がある。現在の半島情勢は敏感かつ複雑であり、われわれは安保理が直ちに、関係各国に対し最大限の冷静さと自制を保ち、情勢をエスカレートさせる可能性のある行動を回避し、対話を早期に再開し、平和的方法で問題を解決するよう呼びかけることを希望している」、姜報道官はこう述べた。

そして、中国は安保理の討議に建設的姿勢で参加しており、関係各国が引き続き意思疎通をはかることを願っていると表明した。

6カ国協議首席代表による緊急協議について、姜報道官は次のように強調した。半島の緊張によって6カ国協議首席代表による協議の必要性と緊急性が一層際立った。中国と各国との意思疎通の状況からみて、各国は全体的に中国の立場と見解を認めており、具体的方法とステップでいくらか考えが異なっている。各国が北東アジアと半島の平和・安定維持と半島の非核化推進の大局から出発し、中国の提案を真剣に検討し、早期に前向きにこたえることを希望している。

米ニューメキシコ州のリチャードソン知事の訪朝について姜報道官は、中国は米朝の接触を支持しており、接触が6カ国協議の再開と問題の適切な解決のための条件作りに役立つことを希望していると述べた。

朝鮮が国際原子力機関(IAEA)監視要員の復帰に同意したことを米国務省が前向きの一歩と評したことについて、姜報道官は次のように述べた。関係の報道に留意している。中国は一貫して半島の非核化実現に力を尽くしてきた。「9・19」共同声明に基づき、朝鮮には原子力平和利用の権利があるが、同時にIAEAの保障・監督を受け入れなければならない。中国は問題が6カ国協議の枠組み内で処理されることを希望する。

(北京12月21日発新華社)

 
Suggest To A Friend
  Print
中華人民共和国駐大阪総領事館 著作権所有
http://osaka.china-consulate.org