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鑑真和上の立像を唐招提寺に贈呈へ  江蘇省揚州市
2007-06-21

  

   江蘇省揚州市友好代表団が近く日本を訪れ、奈良市にある唐招提寺に鑑真和上の立像を贈呈した。

 唐招提寺は27年前、日本の国宝である鑑真和上の坐像を揚州に里帰りさせた。この里帰りは美談として、中日両国の交流史に記されている。

 27年後に行われる唐招提寺への鑑真和上の立像の贈呈は、両国の友好的よしみに新たな一章を記すことになる。

 鑑真和上は1200年余り前、数々の困難を乗り越え、11年の歳月を費やして奈良に渡り、仏教の戒律を伝えるとともに、中国の建築、医薬、文化を日本に伝え、中日友好に貢献した。

 1980年に唐招提寺の森本孝順長老(住職に相当)が鑑真和上の坐像を揚州に里帰りさせた際、寸法の関係から、坐像は航空機の荷物室に入れられることになった。坐像のことが心配になった森本長老は荷物室に入り、坐像とともに中国に行くつもりだったが、安全上の問題を理由に、長老の要求は拒否された。そのため、森本長老は廊下に座り込み、中国に到着するまで読経を続けた。

 今回揚州市政府が唐招提寺に贈る鑑真東渡像は鑑真和上の全身立像で、両目をわずかに閉じ、合掌し、紅色の袈裟をまとっており、日本に渡った当時の鑑真和上の姿が生き生きと再現されている。

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