温家宝総理は18日、エジプト公式訪問の終了を前に、カイロで記者会見を開いた。記者会見にはエジプトの主要メディア、海外メディア、中国メディアから約100人の記者が出席した。この中で温総理は、日本の「産経新聞」の質問を受けた。
――パレスチナとイスラエルの衝突は、現在の中東における最も難しい問題となっている。中国はこの問題に対し、どのような貢献ができるか。ハマス主導のパレスチナ政府に対し、一部の国が一連の制裁措置を取っている。中国は援助などによって、ハマス政権に対する支持を示す考えはあるか。
中国は中東和平プロセスと「ロードマップ」を支持している。また、国連の関連決議と「土地と平和の交換」原則を基礎とした、対話と政治交渉によるパレスチナ・イスラエル衝突の解決を主張している。パレスチナ内部の各派が、互いの相違点を冷静に受け止め、協議によって内部政策で合意を得るよう希望する。これはパレスチナ・イスラエル問題の解決にとってもプラスだ。
中国は平和で安定し発展する中東を望んでいる。中国が発揮する役割は、仲裁と対話の促進により、パレスチナとイスラエルの人々が平和な環境の下で生活し、発展できるようにすることだ。
現在の中東情勢や、人道主義的立場から見たパレスチナの状況には、憂慮させられる。中国は、政治的に孤立させたり、経済封鎖を行うといったやり方には賛成しない。国際社会はパレスチナにもっと援助を提供し、アッバス議長とパレスチナ政府が内部情勢の安定を実現できるよう助けるべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2006年6月19日