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建国57周年祝賀レセプションにおける羅田廣総領事の御挨拶
2006-09-30

 

尊敬する太田房江知事、ご来賓の皆様、同胞の皆様:

 

 こんばんは!

 本日、我々はここで中華人民共和国建国57周年祝賀レセプションを開催するにあたり、ご多忙にもかかわらず、かくも多くの各界友人の皆様にご出席を賜り、中国総領事館を代表して熱烈な歓迎を申し上げますとともに、長期にわたって中国及び中日関係の発展のために積極的な力を尽くされた皆様方にに対し、衷心より感謝の意を申し上げたいと思います。

 今から57年前、中国人民は中国共産党の指導の下に、中華人民共和国を樹立し、中国史上最も大きく、最も深く社会変革を実現させ、中華民族の偉大なる復興の道を切り開きました。20世紀70年代末期から、中国は鄧小平先生が唱えた改革開放新政策を実行し、中国特色のある社会主義発展の道を歩み始めました。あれから28年が経ち、幾多の困難にもかかわらず、中国は依然として世界中から注目される経済成長の奇跡を着々と創りました。世界経済の重要な一部分として、中国は自身の発展と国際協力を通して、世界経済の復興と成長に積極的な貢献をして参りました。統計によりますと、中国経済の生産は世界経済成長と国際貿易増加に対する貢献率はそれぞれ10%、12%を上回りました。

 本年に入って、中国は高い質と収益、低いエネルギー消費型の発展を目標に掲げている第11次五ヵ年計画を着々と実行に移しています。上半期、中国は10.9%ものGDP高成長は見られ、経済収益も大幅に高まり、財政収入は2兆元を突破し、対外貿易総額は23.4%伸びると予測されております。マクロ経済の運営は引き続き成長が速く、収益が高く、価格が安定するといった良好な局面を維持しています。

 外交面においては、中国政府は引き続き独立自主の平和外交政策を堅持し、世界各国との平和共存、ウィンウィン協力関係を強化してきました。我々は世界各国との交流の中でイデオロギーと社会制度の違いをもって線を画しませんし、自分の価値観を他人に押し付けるようなことは決してしません。世界各国と平和の道を歩むことを堅持しております。今の国際社会は安定とは言えません。様々な問題を抱えております。朝鮮半島、イランの核問題、中東和平などのホットな問題があります。これらの問題に対して、私たちは対話を通じて平和的に紛争を解決することを主張し、“平和”は人類社会が求める目標であります。私達は調和の取れた世界の構築のために様々な努力をしなければならないと思います。

 中日関係は今は重要な時期に来ております。過去一年において中日関係は全体的に発展の勢いを保ち、双方は経済貿易、文化、地方交流、人的往来、青少年の相互訪問などの分野において協力関係を拡大させ、両国人民に確かな利益をもたらしました。今年上半期、中日貿易額は992億ドルに達し、同期比10%伸びました。更に、2006年の中日貿易総額は初めて2000億ドルの台を突破し、八年連続して史上最高記録を更新することがほぼ確実になりました。また、人的往来についても昨年に続いて今年も盛んになり、両国人民の相互往来、相互理解がますます深まっております。

 過ぎ去った一年において、日本第二経済圏として関西地区は対中関係を非常に重要視し、幅広く中国との経済交流を深めてこられました。先般、京阪神三知事が中国遼寧省を共同訪問され、関西地区と遼寧省との経済交流プロモーションが成功裏に開催されました。このような取り組みは両地域の交流を深め、ウィンウィン協力関係を実現させる上で非常に重要な意義を持つものだと思います。

 来年は中日国交正常化35周年で、注目される第九回世界華商大会も神戸、大阪にて開かれます。いわば、明年は中日関係を改善する希望の年、鍵となる年であると言えます。我々はこの機会をしっかりと掴み、中日関係の改善と発展を実現させるべく努力しようではありませんか。

 友人の皆様、中日両国は近隣で、共にアジアと世界に対して重要な影響力を持つ大国であることから、長期に渡って仲良くしていかない理由は何一つもありません。中日関係の改善は両国民だけでなく、国際社会とりわけアジアの多くの隣国も期待するところであります。中国政府は一貫して中日関係を重視しております。歴史を鏡とし、未来に目を向け、アジアの平和と繁栄を促進することは双方の努力する方向ではないでしょうか。目下、中日双方は効果的な措置を講じることに努め、中日政治関係が一日も早く正常な軌道に乗り、両国民に幸福をもたらすことを期待しまして私の挨拶と致します。
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