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中国各地で元宵節のお祝い
2011/02/19

2月17日(旧暦1月15日)は中国の伝統的な祭日「元宵節」。この2千年以上の歴史をもつ祭日は年越しの終わりを告げるもので、市民らが熱狂する一日でもある。民俗専門家は、ライフスタイルの変化に伴い、伝統的な祭日の過ごし方にも変化が生まれたが、唯一変わらないのは福を祝うのと家族団らんだと語る。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

中国民間文芸家協会の曹保明・副主席によると、元宵節は「上元節」「灯節」ともよばれ、「元宵節の起源と道教の祭祀儀式には関係がある。道教には『三元』の教え、つまり一年のうち3つの大切な満月の日である旧暦1月15日の『上元節』、7月15日の『中元節』、10月15日の『下元節』を説いている。この3つの節目の日に、人々は『天・地・人』の神官を祭祀せよとしている」。

元宵節には、人々は飾り付けた灯籠(とうろう)を見たり、灯籠の上に謎かけを書いて楽しんだり、竜の舞、獅子舞、百歩歩き、さらに伝説の中の貧しい娘「紫姑」を送ったり、玄関や家を飾り付け、ネズミを退治するなど、さまざまな娯楽を楽しむ。「元宵節は中華民俗にとって最も賑やかな祭日であり、中国の熱狂的な祭日といえる」(曹副主席)。

浙江省杭州市では、今年の元宵節のメインイベントは西渓湿地で行われた。色とりどりの灯籠鑑賞のほか、河坊街の縁日や西渓遊園会では、各種民俗パフォーマンス、また民間芸人が現場で蓮の花の灯籠、刺繍カゴづくりが披露した。

4千年の歴史ある古城・蘇州市の熱気ぶりも同じく鮮やかだった。真っ赤な竜の燃えるような舞、古風に満ちた山塘街の灯籠、悠久に受け継がれてきた中華伝統民俗が、祭日に花を添えた。

哈爾濱(ハルビン)市内の主な観光スポットでは、「氷と雪の風情」の上元節に直に触れようと訪れた外国人観光客らが見受けられた

オーストラリアからの観光客、ジョンさんは「哈爾濱は初めてです。ちょうど中国伝統の元宵節のお祝いにタイミングが合い、今夜は兆麟講演に行き氷の灯籠を見たり、灯籠の謎かけを楽しみます。街のあちこちに掛けられた大きな赤い灯籠と雪と氷の純白が鮮やかなコントラストを織り成して、濃厚な中国の祭日のお祝いムードが感じられます」と話す。

17日当日、海南省海口市中心部では大通りにも小さな路地にも灯籠が飾り付けられ、大きな赤い灯籠が満ちあふれ、お祝いムードに包まれた。元宵節当日の夜には、中心部では年に一度の元宵「換花節」を迎え、老若男女が街頭に出て切り花を交換、お互いに祝福し合い、新しい年に期待を寄せた。(編集HT)

「人民網日本語版」2011年2月18日

 
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