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羅田廣総領事がラサで発生した暴力犯罪事件について記者の質問に回答(2)
2008/04/17

 問:ラサ314事件の真相を教えてください。

 答:今回のラサ314事件で、1歳未満の幼児1人を含めた18名の罪のない市民が焼き殺されたか切り殺され、負傷者は382人、うち重傷者は58人出ました。また、300軒余りの民家や商店が放火され、7つの学校、5つの病院、908軒の商店、120軒の民家が焼失し、直接的な経済損失額は約2.5億元(1=約15)にのぼりました。事件発生後、チベット自治区人民政府の関係部門は極めて自制した態度で事件に対処し、法に基づき治安維持に務め、殺傷性のある武器を一つも使用していなかったのに、重傷者23人、死亡者1人を含めた242名の警察が死傷しました。

連日の公安当局など関係部門の初期調査で明らかになったところ、3・14事件はダライ集団の組織的な画策、煽動により起きたもので、ダライ集団が指揮しているいわゆる「チベット人民大蜂起運動」の一環であることが分かりました。今年の1月、ダライ集団はいわゆる『「チベット人民大蜂起運動」提案書』を公表し、チベット地域の安定、団結した社会情勢を破壊し、北京五輪を妨害することによって、国を分裂させようとしています。

 

 問:ダライ・ラマ集団はチベットの「文化絶滅」論を鼓吹していますが、中国チベット族への文化教育事業及びチベット学研究の現状を教えてください。

 答:中国政府は一貫して人権保護やチベット伝統文化及び宗教事業の発展を重視してきました。改革開放以来、チベット同胞と信者たちの文化と宗教活動のニーズを満たすため、国家は多くの物力と財力を投じ、チベット文化及び宗教施設の有効的な保護、修復に用いました。これは、すでに周知のことで、誰にも否定できない事実です。

いま、全国には、チベット語の書物を出版する出版社が数社あり、新たに整理、出版されたチベット語の歴史、宗教とその他の分野の古書は数千種類にのぼります。漢文に翻訳されたチベット語の経典も数多くあり、中でも最も多く翻訳されたのは歴史や仏教経典です。これは世の中でも例をみないことです。他国でも同じことができるでしょうか。

チベットでは漢語とチベット語を併用しているが、チベット語を主として使うという原則が実行され、各種の学校では、チベット語で主な授業を教えています。現在、チベット語はチベット地区の政治、経済、教育、文化等の幅広い分野で広く使われています。中国でチベット族がいる5つ省区には、チベット語の新聞と現地出版社で出版されたチベット語の図書があり、現地のテレビ、ラジオでも、チベット語の番組が放送されています。中国の最も重要な政治活動、例えば中国共産党全国代表大会や毎年開催される全国人民代表大会と全国政治協商会議の際には、チベット語の同時通訳とチベット語に翻訳された大会報告があり、チベット語が中国の民族言語の中で重要な地位を占めていることがわかります。チベットの伝統文化生活や宗教活動、または文化芸術活動のなかで、チベット語が使われています。こんなことがどこの国や政府でもできることでしょうか。

多くの事実が証明しているように、チベット語とチベット学の研究は健全に発展し、しかも近代化の道を歩み始めています。ダライ集団が鼓吹したチベットの「文化絶滅」論は意図して捏造したものにすぎません。

 

 問:中央政府がチベット経済発展のためにどのような特別な政策をとっているのかを教えてください。

 答:チベットの平和解放以来、チベットの特殊な生活条件と環境を考慮した上で、チベットと内陸地域との調和的な発展を促進するため、中央の財政は「農牧民重視、地方重視」という原則に基づき、財政システム、民生、幹部や職員の手当て等の面において、特別な福祉政策を実行してきました。

財政税収政策について、中央の財政はチベットに対し「収入はすべて地方に、補助金を徐々に増加し、特定財源を設立する」という財政政策を実施しました。2007年、中央政府からの補助金は283.21億人民元で、2002年の2倍です。この5年間、中央政府のチベットに対する各種の財政補助金は累計950.12億元(1=15)に達し、前5年間の2.42倍です。

2003年来、国家のチベットに対するインフラ施設への投資は601.58億元に達し、チベット区のGDPは数年にわたり12%以上の成長率で、一人当たりのGDP1万元を超えました。2007年、農牧区は20回目の豊作を迎え、農牧民の一人当たりの純収入は2788元で、5年連続で2桁の成長率です。

チベット平和解放以来、中央政府はチベットの農牧民の無料医療保険制度の確立に大いに力を入れ、補助金額も年々増加しています。2008年まで、チベットの237万の農牧民の無料医療手当ては一人当たり140/年に達しました。このほか、農牧民の子女教育に対し「三つの無料」(即ち食事、宿舎、教育費の無料)を実施し、2008年まで、26.6万人の農牧民の子女がこの「三つの無料」を受け、一人当たりの金額は1200元に達しました。

 

 問:ダライが求めた「対話」についてどう思いますか。

 答:中央政府のダライに対する政策は一貫して、明確です。ダライとの対話の門は過去にも開かれていたし、現在も開かれています。ダライが現在選択しているのは対話ではなく、暴力であることに問題があります。暴力で人心を得ることはできません。ダライが口先では中央政府と接触し、交渉したいと言いながら、社会動乱を煽動し、世界各国人民と選手たちが熱望している北京五輪を妨害し、接触交渉の基礎を大きく破壊しています。それにもかかわらず、ダライが祖国を分裂させるすべての活動をやめ、暴力犯罪行為をやめ、北京五輪を妨害するすべての活動をやめるなら、中央政府はダライとの接触交渉をする態度は依然として変わっていないと私は思います。

 

 
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