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北京五輪の経済効果(1)国情による影響の違い
2008/08/06
 五輪経済はここ30年、世界経済の発展における一種独特な経済現象となってきた。各国が五輪開催や招致をめぐって熱を上げるのには、人々が熱狂的なスポーツファンというだけでなく、五輪が国際的なスローガン、経済効果、公益施設の改善といった利益ももたらすからだ。北京五輪が中国経済に与える影響は短期的かつ長期的、外面的かつ表面的な作用を兼ね備え、開催年にはその外面的な勢いがピークに達し、その後経済成長の変数の改善を通じて間接的な牽引力を持続的に発揮していく見通しだ。

 過去の五輪を例にとってみると、五輪はその準備期間と開催年の国民経済にとっては顕著な牽引力となるものの、五輪終了後の各国の経済発展には比較的大きな軌道の違いが見られ、五輪効果をはっきりと検証するのは難しい状況だ。実際には各国の経済成長の変数状況にかかってくる。各国の五輪開催前後のGDP成長率から見ると、韓国、スペイン、オーストラリアなどの国では、五輪前年および開催年のGDP成長率が大幅に増加したが、開催翌年にはその勢いが右肩下がりとなった。しかし、米国の場合、これらの国とは反対に、開催後も右肩上がりを続けている。このため、五輪の経済への促進効果は大国よりも小国に与える影響が大きく、開催後よりも開催前と開催年により効果を発揮することが分かる。

 「人民網日本語版」2008年8月4日
 
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