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中国の金メダル「ラッシュ」は正常な「主催国効果」
2008/08/20
 北京五輪での中国選手団の金メダル獲得数は、9日目が過ぎた時点で、すでに前大会を上回った。国民は狂喜の中、「この勢いなら40枚突破もおかしくない」と思わず胸算用に駆られている。北京での中国軍団の「爆発」は、まさにこの効果の現われだ。新華社が伝えた。

 以下の数字と見比べてほしい。日本は1964年前の2大会ではわずか平均4枚の金メダルしか獲得できなかったが、東京五輪では一気に16枚にまでロケット上昇した。スペインはモスクワ五輪から自国での五輪までの間、どの大会でもわずか1枚の金メダルしか獲得できなかったが、1992年のバルセロナ五輪では一躍13枚に増加。韓国はソウル五輪で金メダル12枚を奪取し、初めて4強に上り詰めた。ところが、それまで韓国の五輪「金庫」には、わずか計7枚の金メダルしか収められていなかったのだ。シドニー五輪でオーストラリアは16枚の金メダルに沸いたが、それ以前の10大会では金メダルが二桁に達したことはなかったのである。

 「五輪主催国効果」の極めつけは、1980年のモスクワ五輪と1984年のロサンゼルス五輪だ。それぞれ自分の庭で、ソ連は80枚、米国は83枚の金メダルを乱獲した。通常の大会を30~40枚上回る数だ。もっとも、両大会は米ソが互いにボイコットの先頭に立ち、世界の半分しか参加しなかったのだから、金メダルの価値も差し引いて考える必要があるのも確かだ。

 過去の各大会を振り返ると、「主催国効果」で金メダル獲得数は10枚前後増えるのが普通だ。したがって、仮に中国が金メダルを40枚獲得したとしても、それは完全に国際慣例に沿ったことなのだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」 2008年08月18日
 
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